2024年9月現在、ウィンドウズ11も結構普及しているみたいです。
ウィンドウズ10のサポート終了も2025年10月となりましたが、
我が家のメインデスクトップパソコンは今でも14年前のパソコンが現役です。
今回は、
エプソンMR4000の遍歴
を書きます。
簡単な改造や、32ビットから64ビットへの変更も紹介します。
※この時代のパソコンを下記に改造してもウィンドウズ11には更新出来ません。
MR4000を購入したのは、2010年10月。
このデスクトップパソコンを購入した理由は、
当時ウィンドウズXPから7に変わる時代で
1.ウィンドウズ7も使えるが、そのダウングレードとしてXPをインストール可
2.価格が安かった
購入時の大まかなスペックは、
・Windows® XP Professional 32bit(Windows® 7 Professional 正規版のダウングレード利用)
・インテル® Core™ i3-540 プロセッサー (3.06GHz) ※ビデオ機能内蔵
・メモリ:2.0GB(1.0GB×2) PC3-10600 DDR3 SDRAM
・ハードディスク:250GB シリアルATA 300MB/s対応 7200rpm
・DVDスロット:スーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込) シリアルATA 対応
・Office Personal 2010
…他は割愛。
購入当時の価格はモニター無しで税込みで約12万円。
Core™ i5やCore™ i7にすると値段が跳ね上がっていったので、Office Personalは必須の代わりにCPUは廉価版にしてエプソンダイレクトで購入しました。
現在もこのパソコンが我が家のメインパソコンで頑張っています。
ウィンドウズXPからウィンドウズ7、そしてウィンドウズ10に変更してきました。
時間が経過した事で中古で色々と安くハードも変更してきたので、古いパソコンを安く改造したい人への参考になれば嬉しいです。ちなみにこの時代のパソコンを下記に改造してもウィンドウズ11には更新出来ません。
古いパソコンを改造しようとしたきっかけ
・パソコンでゲームで遊んでいましたが、32ビットが非対応のゲームが増えた。
・ウィンドウズ10のアップグレードが無料時期があった。
・既に動作が重くパソコン購入時から時間が経っていたので安く部品が買える。
その3点がきっかけでした。
それで僕が簡単な改造(と言えるのかな?)した事を思い出しながら書きます。
32ビットを64ビットに
1.ウィンドウズ10への無償アップグレード期間を以前に利用。
期間中(現在既に終了)にウィンドウズ10にアップグレートすると、元のOSにも戻れるし今後も無料でウィンドウズ10を再インストール含め使用可能となる嬉しい期間です。当時は嫌々ながらも今後の為にと思いインストールしました。結果それが良かったと思います。
2.32ビットを64ビットに
ウィンドウズ10が安定した頃には僕も10を使っていました。僕は子供と一緒にパソコンでゲームで遊ぶ時期になりましたが、ゲームの動作条件に64ビットが多くなりました。
困りましたがエプソンエンデバーMR4000は64ビット対応だったという事に気づきました。64ビットになれば4ギガのメモリ制約からも解放される。という訳でウィンドウズ10を32ビットから64ビットへ再インストールしましたが…問題無く出来ました。BIOS(バイオス)等の修正してないと思います。マイクロソフトから再インストールメディアを使ってダウンロードする際に64ビットを選びダウンロード後、実行すると無事64ビットでの再インストールが出来ました(僕は今後の為にUSBメモリではなく、再インストールDVDディスク作成)
3.ウィンドウズ10が64ビットに
2ギガのメモリーでウィンドウズ10を64ビットにアップグレード成功しましたが、当然動きが遅いのは想定内。しかしこれは可能性が拡げられる大事な第一歩で嬉しかった。
4.メモリ(RAM)容量を大きくする
購入時のメモリは1GB×2枚(デュアル)で2ギガなのでメモリを増設しなきゃです。
32ビットパソコンは”4ギガの壁”があるので、メモリを大きく積んでも4ギガ迄しか認識されません。今回64ビットになったのでインターネットで16GBのメモリを注文し到着後パソコンに装着してみましたが認識されませんでした。その答えは、僕のエプソンエンデバーMR4000の取説にも書いていました。メモリスロット1枚の上限が2GB迄なので2GB×4の8GBメモリ購入し無事問題なく動作しています。
★デスクトップPC用 メモリ 2GB PC3-10600(DDR3 1333) WT-LD1333-2GB
5.CPUをアップグレード
ウィンドウズも64ビット、メモリも8GBになり、安い値段で少々アップグレード出来ました。次はCPUをアップグレード。古いパソコンなので中古で安く Core i7にもアップグレード出来る筈と思い下記CPUを購入し交換しました。
注1:購入時のCPUは、インテル(R) Core(TM) i3-540 プロセッサー (3.06GHz) ※ビデオ機能内蔵。
・購入したCPUは、
★デスクトップPC用CPU INTEL Core i7-870 2.93GHZ
・CPUを交換する際に必要な物はグリス。交換時には必ず必要です。
★Arctic Silver 5 シルバーグリス 3.5g
・交換時部品破損の危険があります。交換時にCPUクーラーのプッシュピンが壊れました。これは一例を紹介しておきます。
★intel CPUクーラー用 プッシュピン (4個セット)
他、CPU交換にあれば良いのは既存のCPUのグリスを拭き取る布と塗る時のヘラ(これはネットで調べると好み次第)、後は静電気対策くらいでしょう。
無事交換は終了します。しかし動作はするものの、画面が表示されません。
・Core i7-870はGPUは非内臓
上記の注1、購入時のCPUはビデオ機能内蔵なので問題無く画面表示されていましたが、今回購入のCPUは別にグラフィックボードが必要になります。下記ボードを購入しました。
★グラフィックカード ロープロファイル NVIDIA GeForce GT 730 GDDR5 2GB
このグラフィックカードはHDMIポートはありません。ディスプレイポート/DVIポートのみ。自分はHDMI接続なので安価な
★ディスプレイポート hdmi 変換ケーブル 変換アダプタ DisplayPort to HDMI PC
を購入し、ようやく画面表示が出来ました。
6.ハードディスクも交換し、クリーンインストール。
上記交換が完了後問題無く動作し数か月後、どうせならハードディスクの容量を大きくしてクリーンインストール、現在のハードディスクはプライマルしてしまおう。という訳で購入時は250GBでしたが倍の500GBのハードディスクを購入。
★ 3.5インチ WD&Seagete SATA 内蔵ハードディスク 500GB
ハードディスクを交換してウィンドウズ10の64ビットがクリーンインストール出来るか不安でしたが…問題なく無事動作しました。
今回紹介した改造の部品は全てネットで中古の物です。
商品リンクを貼りたかったのですが、売り切れ商品が多いので割愛しました。
新しいパソコンが欲しいのですがやはり高額で手が出せません。
ウィンドウズ10のサポート終了直前に、パソコンを再度クリーンインストールして延命させるつもりです。
最後にパソコン改造に限らず、データをバックアップ出来る外部機器は必要です。
自分は安くコスパ優先で下記を購入しましたのでご参考にしてください。
バッファロー(Buffalo) 東芝製Canvio USB 3.2(Gen 1)対応ポータブルHDD HD-TPA1U3-B ブラック HDD:1TB
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